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車の燃費の理想と現実。実際の燃費はカタログ表示以下

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どうも、こめです。

車を購入するにあたり、割と気になる「燃費」。

ガソリン車でも新しい物が出るたびに燃費が向上しています。

しかし、実際乗ってみるとカタログ表示の燃費ほど走らないのが現実です。

自分で購入して長年車を使用している人であれば「そんなの当たり前でしょ」なんて言われてしまいますが、知らずに買ったら「あんまりだ!」となってしまうかもしれません。

 

私が昨年買った車を参考に、理想と現実を紹介していきます。

車種はカローラフィールダー、グレードは1.5G"W×B"(2WD)の平成30年9月モデルです。

この車種を買う方には特に参考になるかもしれません。ちなみにハイブリットではありません。

買い替え前も同じ車種でした。

https://toyota.jp/pages/contents/corollafielder/003_p_008/image/exterior/top/carlineup_corollafielder_exterior_top_pic_06_01.jpg

カローラフィールダー 出典:TOYOTA

 

 

実際の燃費はカタログの6~8割が目安

燃費って?と言う人も少ないと思いますが、ガソリン1Lで何km走行するかですね。

車のモニターに燃費の表示が出ている物が多いですが、表示か無い車は

  1. ガソリンを満タンにした後走行距離をリセット
  2. 次回満タンに給油時入ったリッター数を確認(レシートに表示あり)
  3. 走行距離(km)÷給油量(L)

で燃費計算できます。

 

燃費については色々調べると、どの車種もメーカーも大体表示の6~8割が目安です。ハイブリットもそれっぽいですね。

私の場合はカタログ表示が23.0km/Lですが、春と秋は18.2km/L、冬は17.5km/Lです。

75%は達成している感じですね。10年前の型の車も大体それくらいでした。

 

 

カタログ表示の燃費は最高の環境でエコ運転のプロが実績を出しているので、嘘ではありませんが普通に運転してたら出せない数字なんですね。

ですが表示の6~8割と考えると、燃費表示の良い車を買った方が良いと言うのは当たり前ですね。

 

 

 乗り続けると燃費が向上する条件

燃費を向上させる運転方等色々ありますが、すぐに結果が出るものは極少です。(とんでもな運転をしていた場合は別ですが…)

ただ、そういった事を心がけながら常に運転していると、乗り続けると燃費が向上するのは本当です。

前の車は購入時13km/Lでしたが買い替え時には17km/L(春と秋)になりました。17km/Lはカタログ表示の90%くらいです。

ですが、ここまで持ってくるには新車で購入して8年くらい乗らないといけませんでした。

5年くらいで買い替えしてしまう人や、10年以上乗っても車の使用頻度などによっては燃費の向上が難しいかもしれません。

 

長距離運転をする

これは本当です。細かい理由は専門的過ぎて難しいのですが、燃費上げたい人は長距離運転をした方がいいです。

毎日数kmの距離を運転するより2~3ヶ月に1回100km以上運転する方が燃費が良くなります。

ただし燃費重視でドライブが好きでもないのに長距離運転…となるとガソリン代が掛かるだけなので、正直オススメしません。

あと普段ほとんど使わないとバッテリー上がりやすくなるので、そんなタイプの人は車の保有そのものを考えた方が良いと思います。

 

私の車の燃費は平均18km/Lですが、「通勤でも毎日使用するけど片道10km以下」と言う方は15~16km/L程かもしれません。

私は片道30km(往復60km)を週5日、往復600kmを年に2~3回くらい走行するので、ちょっと走行距離が長いです。

1年で1万km以上走行するのが燃費向上の条件かもしれません…。

 

 

アクセルの踏み方に気をつける

よく急ブレーキ、急発進は控えると目にしますが、極端でなければあまり気にする必要はありません。 

そもそも「急」の定義が不明ですし、助手席に乗ってると普通の運転ですら「急すぎる!」と思う方も多いですから。

 

私が気にしているのはエンジンの回転数です。

今は表示が無い車も多いのでメーターが見れない場合も多ですが、踏んだ時に重くなる・音が大きくなるアクセルの踏み方は最小限にする運転を心がけています。

車に「エコ」マークとかの表示がある車はそのマークが出ているかどうかも判断基準になるかと思います。

AT車は加速後に一旦アクセルから離して踏み直すと、短時間で回転が安定するので気になった方はお試しください。

(最近は車の仕組みが変わってきているので、踏みっぱなしの方が良い車もあるかもしれません)

 

 

エアコンの使用頻度に気をつける

物凄い乾燥肌なのでエアコンが嫌いで良かったなと思います。

「オートエアコン」の車も多いですが、これを使うと常にエアコン。もちろん冬もエアコン。思ったよりバッテリーもガソリンも消費します。

夏と冬に燃費が下がるのはそのせいですね。

冬はエアコン切ってヒーターの方がバッテリーにも負担かからないし、ガソリンも消費しないそうです。

 

慣れるまでかなり手間かもしれませんが、私は夏以外はエアコンを使用せず、自分でこまめに温度と風量を変えています。

 

 

メンテナンスに手を抜かない

点検・整備のことですね。別に高い何かを付けろとかではないです。

  • 車検のほかに1年毎の点検
  • 定期的なオイル交換

これが特に私が気をつけているところです。

 

車検や点検は民間でも格安で実施しているので、安さに目がくらみます。

ただ、安さだけで見ていると「安物買いの銭失い」になるので、長期乗りを考えてる方はディーラーでの点検、車検をオススメします。

 

オイル交換は燃費向上には必須です。

私はかなり走る方なので半年に1度の交換ですが、交換後はすぐにアクセルが軽くなりますし、ちょっと燃費が良くなります。

 

 

 

 燃費は長年乗ると向上する

無理な運転をせず、きちんと点検・整備をして、程々に走行していていれば燃費は向上していきます。

ただ、それは燃費を重視したからではなく、車を大事に長く乗るという気持ちと結果です。

燃費向上だけに重点を置いていれば、結果はあまり出ないかもしれません。

車は小さな部品の交換でも想像以上の出費になる場合があります。元々が高額ですので、「安かろう悪かろう」が顕著に出る印象です。

 

燃費だけで車を選ぶのはちょっと寂しい気もします。

まずは自分が欲しいなと思う車を見つけてから、燃費のことを考えた方が車選びは楽しいですよね。