最近寝付きが悪いと思ったら スマホの操作を見直してみる
布団に入ったらおやすみ3秒だったこめです。
寝付きが良すぎて朝までグッスリなので、何故かそれは気絶ではないのかと心配された事もありますが健康です。
ところが最近、眠いと思っても布団に入ると目が冴えてしまうと言う状態が多くなり、自分の行動を振り返ってみると、ある事に気付きました。
寝る前のスマホ操作の見直しで改善
生活リズムも食事も変化なし。
強いストレスも特になし。
何か変わった事があるだろうか?
と、数日寝付きが悪い事を思い出しては日々の行動を振り返っていました。
そこで気付いたいつもと違う行動が「寝る直前までのスマホ操作」でした。
最近はスマホとのPCの同期で便利になったせいか、スマホ操作の時間が増えていました。
寝る直前まで操作している日が多く、私の変化といえばこの行動が今までとの違いでした。
そこで、寝る前の30分~1時間はスマホ操作を控えるようにすると、布団に入ってから目が冴えててしまう状態はかなり改善されました。
眠くて布団に入ったはずなのに寝付けないストレスは相当でした。
スマホとブルーライトの関係
寝つきの悪さに関係しているのは、スマホと言うよりは画面のブルーライトです。
ブルーライトとはその名の通り、青色光のことです。
人の目で見ることのできる光の中で最も波長が短く、強いエネルギーを持っているので、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。
ブルーライトの刺激は、眠りのリズムを整えるホルモン「メラトニン」の分泌量を抑える働きがあります。
昼間のブルーライトや強い光は、メラトニンの分泌が抑えられて活動が高まるので問題ありません。
しかし夜に浴びると、体内時計に作用して、睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制されて眠れなくなると考えられています。
私はあまり目が丈夫な方ではないので、紫外線だけでなく、ブルーライト対策をしていました。
スマホにはブルーライトカットのシートを貼っていますし、光の強さも調整しています。
ブルーライトカットのメガネを併用することもあります。
しかし、結局対策をしていても寝つきの悪さに繋がってしまったわけです。
便利ではありますが、使い方を考えていかなければなりませんね。
「寝つきの悪さ」と「スマホ操作」に関係があるのはこんな人
私がこのパターンだったので、こんな状態の人は寝る直前のスマホ操作を止めると改善される事があります。
- 生活パターンに変化なし
- 食事の量や種類、時間などに変化なし
- 生活環境に変化なし
- 寝る直前までスマホの画面を見ている
これが当てはまる方は寝る直前までのスマホ操作を止めればかなり改善されます。
原因がわからない!と言う人ほど、夜のスマホの操作時間を見直してみてはどうでしょうか。
LED照明やブルーライトに気を使っていても、PCよりスマホの方が光が強すぎると感じる事は多々あります。
また、機種が新しくなるほど「光」の性能は上がっています。
明るく、鮮明・鮮やかに見える画面ほど、目や脳に与える影響は大きいと理解しつつ、節度をもった使い方や工夫が必要です。
大事なことはスマホ使用の制限ではなく意識
今は1人1台以上スマホやPC、タブレット等を持っている時代なので「使わない」選択肢はほぼ無いと言ってもいい時代です。
また、寝つきの悪さや不眠の原因は、ブルーライトよりも自律神経系(ストレス)の方にある場合が多いので、スマホだけが原因と言うことはありません。
ただ、ブルーライトは便利な一方で目に対する負担が大きいと意識できれば、ちょっとした行動の変化が生まれてくると思います。
小さい頃からブルーライトを使用しているのは今の若い人達ですから、長年使用した事に対するリスクの実績がないんですよね。
今の子供たちが50歳、60歳くらいになる頃には、脳や目にどういった結果が出るのか少し不安ではあります。
私の場合、寝る約1時間前にスマホ操作を控えていますが、その間は紙の本を読むようにしたり、ストレッチや軽い筋トレをする時間にしました。
もしかしたら、そういった行動も寝つきの改善に役立ったのかもしれません。
寝る前の操作を控えるほか、スマホの依存度が高い方は、まずは寝る時はスマホを側に置かないことから始めると良いかもしれません。
着信や反応が常に気になってしまう方が急に距離を置くと、そちらが大きなストレスになってしまいます。
自分に出来る事から継続・改善して行くことが、眠りの質の向上に繋がるのではないでしょうか。