ライフスタイルに合わせたコンタクトレンズの選び方と使い方
どうも、こめです。
新しいコンタクトレンズを購入するとき、種類が多くて悩んでしまうことってないでしょうか。
商品情報ページやレビューにも目を通すようにしていますが、イマイチどこを見て選べばいいのか分からないことがありますよね。
私も初めて買う時は何を見たら良いのか分からず、選ぶだけでも一苦労でした。
迷っている時は自分のライフスタイルや、目のタイプに焦点を当てて絞り込んでいくのが探しやすい方法の1つです。
自分に「合う」コンタクトレンズの探し方・使い方
コンタクトレンズは使い分けなければ駄目ということはありません。
しかし私の様に用途に合わせて使い分ける人も少なくはありません。
使い分けや買い替えの際は、自分のライフスタイルや目の状態に合ったものを使用する方が、快適な状態を保ったり病気を予防する為に必要なこともあります。
デスクワークが多い、パソコン、スマートフォン等をよく利用する
まばたきの回数(涙)が少なくなるので目の水分量が不足します。
涙が少なくなると目がかすむ、疲れやすい、痛みが出る等の症状が出ます。
コンタクレンズはソフトなら含水率(38%くらいが平均)が高いもの、ハードは酸素透過性のものを選ぶのが1つの目安です。
「ドライアイの方に!」と見出しがあったりすると含水率が高い場合が多いです。
以前はブルーライトカットのコンタクレンズも販売していましたが、見なくなりましたね。何かあったのでしょうか…。
ブルーライトが気になる方はコンタクト+ブルーライトカットのメガネ(度なし)をオススメします。
コンタクトなのにメガネまでと思うかもしれませんが、「画面を見ていると目が痛い」という方はこの方法で痛みが軽減する場合もあります。
ちなみ私は会社でこれです。
使用時間が短い・近視が軽い
こちらに当てはまる方は「1日使い捨てのソフトコンタクレンズ」がおすすめです。
ソフトコンタクレンズの方が違和感が少ないですし、使い捨てになるので衛生面も安全です。
ケア用品も不要になるのでコスパも良いです。
ただし開封前のコンタクレンズが入っている保存液が合わない場合があります。私がこれでした。ワンデーなのに面倒くさいと思いながら洗浄後につけていました。
そういった時は洗浄の必要もあるので、洗浄液は1つ買っておいた方が安心です。
水道水で洗う人もいますが衛生上良くありませんし何より痛いです。
近視が強い
今はソフトコンタクトレンズでも、度数は「-10.0」までの物がほとんどです。
少し前のように「目が悪い人はハードコンタクレンズ」ということは、ほぼなくなりました。
これ以上の度数が必要な方は既に専門医の指導があるはずですので、そちらが最優先です。
ですので、視力によってハードかソフトか選ぶ事は少ないはずです。
注意があるとすれば、ソフトコンタクレンズの場合は度数に比例して厚みが増します。
厚みが増すと、目が酸素不足でが乾燥しやすくなるので注意が必要です。
その部分を考えると、こちらもコンタクレンズはソフトなら含水率が高いもの、ハードは酸素透過性のものが選択の目安になりそうです。
乱視が強い
乱視が強い方はハードコンタクトレンズですので、ソフトコンタクレンズ使用者よりも選択の幅が狭くなります。
乱視の方は「近視が強いだけ」とはまた別物です。
乱視用のソフトコンタクトレンズや使い捨てレンズも出ていますが、メーカーによって設計が様々です。
乱視の方は自己判断でなく専門医と相談して決めるのがいいでしょう。
花粉症・アレルギー
この時期が出来ればコンタクレンズは付けたくない!と思いますよね。痛いので。
それでも私のようなド近眼は付けないと化粧もできないのです。(見えない)
花粉が多い時期は汚れや乾燥の気になる時でもあります。
交換サイクルの早いレンズにするか、洗浄・保存を普段より意識して行いましょう。
目が開けられない突然の痛みも考えられますので、花粉・アレルギーの時期はメガネと洗浄液・保存ケースを携帯しておくと安心です。
ドライアイ
コンタクレンズはソフトなら含水率が高いもの(50%以上)、ハードは酸素透過性のものを選ぶのが1つの目安です。
しかし含水率が高いコンタクトレンズは逆にドライアイを悪化させてしまう場合もありますので、ドライアイの症状が重い人は専門医の指示を仰ぐ必要があります。
ドライアイの方は涙の量が少なく、レンズも乾燥しやすくなります。
また、涙以外の分泌物の割合が多くなるのでコンタクトレンズが汚れやすくなります。
1日使い捨てタイプのものを使用するか、定期交換タイプであればきちんと洗浄・保管します。
装用時間を短めにするため、メガネと併用するのもありです。
防腐剤の入っていない人工涙液をこまめに点眼することも大切です。
市販のコンタクトレンズ用目薬は使用回数が決まっていたり、点けすぎるとドライアイを悪化させてしまう場合もあります。
1日の目薬の回数が多い方は人口涙液の使用をオススメします。
コンタクトレンズの使い分けについて
種類が多く、選択の幅が広いコンタクトレンズですが、使い分けなければいけない事はありません。
1種類で問題ない人はそれで構わないと思いますし、あれこれ使い分ける事はリスクになる可能性もあります。
何かあった時に原因のコンタクトレンズを探すのが難しいとかですね。
ただ上手く使い分けが出来ると便利な事もあるので、参考になればと思って紹介しました。
自分のライフスタイルに合うと更に快適に
コンタクトレンズだって、自分に合ったものに出会えるとまさに「世界が変わる」です。
同じ度数、BCだってメーカーによって全然見え方が違うんです。
私も今がベストかはまだわかりませんが、合うものを見つけられたので目の痛みも少なくなったし、霞まなくなったな~と満足しています。
ただし、不安や異常を感じたら医療機関をすぐに受診するのが基本です。
SNSやレビュー等のネットの情報を鵜呑みにするのは危険です。
何かあった時に「インスタで●●さんが言っていた!」なんて言っても責任は自分にあります。
●●さんは何かしてくれる訳ではありません。
あくまで他人の意見と参考にしつつ、行動するように心がけましょう。
いくら専門医の文章でも、実際の自分を診て調べて対策してくれるのはやはり現実の医療機関です。
そう言った意味でも眼科の定期健診はとても重要です。
正しく使えば便利でしかないコンタクトレンズ。
使用方法をきちんと守って安全に使用したいですね!